2025年

「因果」と「縁起」について

本日、仏教勉強会で
「因果」と「縁起」について学びました。
核心部分ですのでかなり難しかったのですが、自分なりに整理し、
分かる範囲でまとめてみました。
少しでも何かのお役に立てたら嬉しいです。

【十如是】
仏教では、すべての存在や現象には
「相・性・体・力・作・因・縁・果・報・本末究竟等」という10の側面が備わっていると説きます。

【一念三千】
一瞬の心の動き(一念)の中に、三千の世界(あらゆる存在・現象)がすべて含まれている、
という教えです。これを構成するのは、
十如是・十界(地獄界←→仏界)(互いに含み合い100界となる)・三世間です。

10如是 × 10界(互具して100界)= 1000如是→1000如是 × 3世間= 3000世間

【三諦】
空諦:すべてに実体がないという真理
仮諦:実体はないが現象として存在するという真理
中諦:空と仮、両方を成り立つものとして捉える真理

【四聖諦】
仏教の根本教えです。諦めるは明らかにするに由来します
苦諦:人生には苦しみがある
集諦:苦しみには原因がある
滅諦:原因を滅すれば苦しみも消える
道諦:そのための道を歩む

【八正道】
「四聖諦」の*道諦*に出てきた「苦しみのない生き方」を具体的に示した八つの実践です。
正見→ 物事を正しく見る
正思惟→ 正しく考える
正語→ 正しい言葉を使う
正業→ 正しい行いをする
正命→ 正しい生き方・仕事をする
正精進→ 正しく努力する
正念→ 正しい意識を保つ
正定→ 正しい心の集中をする

今回学んで感じたこと、
・ポジティブに生きるためには、ネガティブを知り、それを回避する方法を考えること。     
・「因果」とは神秘的なものではなく、数式のように必然的に成り立つ、自然界の普遍的な法則です。
  因縁は三千の世界。または無限に存在するのかもしれません。
  無数の因縁が巡り合っているのですから、何も起こらないほうが不思議な気さえします。。
・原因があり、縁が加わって、結果が生まれる。縁がなければ変化も起きない、ということです。

すべてを一度に理解するのは難しいですが、
【八正道】を心がけながら、自分の中に落とし込み、
実践していけたらと思っています。
勉強会が終わる頃には、少しでも自分自身が成長していることを願っています。
早いもので、4月ももうすぐ終わります。
今月撮り溜めたお花の写真です。
花を見て幸福度を上げ、免疫力も上げていきましょ!!

タロットと手相の講座が始まります。

4月・5月は、タロットと手相の講座が始まります。
生徒さん一人ひとりのペースを大切にし、
「暗記に走らない」「ジャッジしない」をコンセプトに、
自由な発想で一緒に学んでいきたいと思っています。

タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚、合計78枚で構成されています。
正位置と逆位置を合わせると、156通りの意味があります。
これらを理解することも大切ですが、
暗記に偏ってしまうと、リーディングが窮屈に感じられるかもしれません。
せっかくなら、ワクワクしながらタロットと向き合いたいですよね。

それよりも大切なのは、占う人自身が、
そのカードからどんなメッセージを受け取るかということ。
どうか自分の直感を優先してください。
あなたの直感は、あなただけのもの。

丁寧に、ゆっくりと、大切に。どんな些細な質問でも、真剣に問いかけてみてください。
タロットカードは、きっと応えてくれるはずです。

大アルカナは、運命的な出来事や、霊的成長のプロセスを表します。
霊的な成長とは、良い習慣を身につけることで、人生のさまざまな面で深まりを感じていくこと。
それは、少年期・青年期・壮年期・老年期といったライフステージに重ねて考えることもできます。
たとえば
1. 幼い段階
2. 成長期
3. 成熟期
4. 熟練期
これらは、霊的成長の過程を示しており、人それぞれ異なるペースで進んでいきます。
霊的な成長とは、知識や理解を深め、行動を通してスキルを身につけていくことなのかもしれません。

一方で、東洋占術である算命学の「十二大従星」は、
誕生前の胎児の状態から、肉体が滅びて魂に戻るまでの人生を12の段階に分け、
それぞれを星として表しています。

西洋のタロットも、東洋の算命学も、人間の成長を
カードや星という象徴で表しているという点は、
とても興味深く、占いという世界の面白さをより深く感じさせてくれますね。

ハッピードアでは、一人ひとりに寄り添ったカリキュラムをご用意しています。
ご不明な点やご要望がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
皆さまが安心して、楽しく学べる場となるよう心を込めてサポートしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

散歩中に撮った写真です。
磯ヒヨドリは、「幸せの青い鳥」なのでしょうか。
童話では、クリスマスの夜に兄妹が“幸福の象徴”である青い鳥を探して旅に出る…そんな物語がありますね。
お散歩を始めようとしたその瞬間、迎えに来てくれたかのように姿を見せてくれました。
なんてうれしい偶然!

牡丹の花も、大輪の花を見事に咲かせていました。
青い鳥と咲き誇る花々に包まれて、心がほっと和らぐようなひとときでした。

YouTube動画「手相 財運線2」 をアップしました!

3月も今日で終わりですね。
いつもHPをご覧いただき、ありがとうございます。
明日から4月。
新生活や入学式など、新たなスタートを迎える季節です。
皆様にとって、新しい扉がさらに輝くものとなりますように!!

さて、HPに YouTube動画「手相 財運線2」 をアップしました!
「これがあると最強!」と言われる『三奇紋』
出発する場所によって意味が変わる、とても奥深い手相です。
是非、ご自身の手と照らし合わせながら、ご覧ください!




YouTubeの作成には、たくさんの失敗もあります。
試行錯誤を重ねながらではありますが、皆さまに喜んでいただき、参考になるような手相の情報を配信していきたいと思っています。
また、元ネイリストの視点から見た情報もあわせてお届けしていきますので、ぜひお楽しみに!

歩くこと/五徳の分量について

春分を過ぎ、日ごとに暖かさが増してまいりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

現在、「歩くこと」についての本を読んでいます。
その影響で、自然の中を歩く機会が増えました。
歩くことで自分の身体を意識し、整えることで心も整っていきます。
「心身相関」を生活に活かしていきたいと思っています。

自然の中を歩いていると、失いかけていた好奇心がふっと蘇り、
「何かが足りない」という感覚を思い出させてくれます。
自分の身体が本当に求めているもの、
そして、素朴でシンプルな幸福を味わうことの大切さに気づかされます。
悩みの根本や、思考の足かせとなっているもの、
それらを乗り越える力が、もともと身体には備わっているのかもしれません。

(ヒヨドリの横顔可愛い!)

本日は、算命学における「五徳の分量」についてお話しいたします。
2023年12月に一度掲載した内容の補足となります。

「五徳の分量」では、授かった自分の五徳の器の大きさを知ることができます。
横ライン:現実面
縦ライン:精神面
中央:「福徳」=自分の器

このバランスを知ることで、エネルギーのバランスが取れているのか、それとも超えているのか、
困ったときに人の助けを得られるのか、自力で頑張れるのか等を読み解くことができます。
また、五徳の分量は人それぞれ異なり、必ずしもバランスよく備わっているとは限りません。

総合計点について
女性が180点を超えると、エネルギーが強くなり波が生じます。
生きやすい点数は180点以下とされています。
点数が多い場合、冷静さが増します。
五徳に不足がある場合は、年運に巡ってくる
十二支によって補われます。

こうしたエネルギーもまた、自然から与えられたものなのですね。

鑑定のご予約をいただいた際には、五徳の分量も含めて鑑定させていただきます。

カタルシス効果について

2月ももうすぐ終わりますね。
先日、沼津御用邸記念公園へ行ってまいりました。
観梅茶席にて、美味しいお抹茶と、戸田の天草で作った「梅心太」をいただきながら、梅を観賞しました。
陽の光をまといながら、梅の花はそっと輝きを放っていました。

『撮るマインドフルネス』(石原眞澄)
今日は、私が今読んでいる本について、感じたことをお話しいたします。
感じるままに写真を撮り、その写真に映し出された自分の気持ちに気づき、
それを言葉にすること――。
これは【自分の本心】、目に見えないものを見える形に表現することです。
ありのままの気持ちを受け入れることで、自分に優しい気持ちを向けられ、
精神的な緊張状態がほぐれていきます。
言葉で表現できない感情に注意を向けると、心が抉られるような感覚になることもあるかもしれませんが、
その先には自分の気持ちを受け入れられる瞬間があります。
現実と心の中に渦巻くさまざまな感情のストーリーに、静かに幕を下ろせるかもしれません。

私は気持ちの変化を感じることができました!
読みやすく、とても良い内容の本です。ご興味のある方はぜひ読んでみてください。

東洋哲学勉強会での学び
今年から、「東洋哲学勉強会」で仏教を学んでいます。
まだ2回目ですが、声を出して本を読み、みんなで議論(雑談?)しながら進めています。
先日は、聖徳太子の十七条憲法の第一条にある 「和を以て貴しと為す」 について少し話がありました。
「和」という言葉には、人と人とが睦まじく親しくするという意味もありますが、
私は「和=雑談?」つまり、話し合い、言葉にすることが大切なのではないかと感じました。
これもカタルシス効果でしょうか。
これから学びを通じて、自分がどのように感じ、考えていくのか、とても楽しみにしています。

手相について
手相に関する動画をYouTubeでアップしておりますので、ぜひご覧ください。
また、従来の手相鑑定に加え、九星を取り入れた新たな手相鑑定も行っております。

季節の変わり目ですので、どうぞお身体を大切にお過ごしください!

「正中山法華経寺」日蓮宗の荒行の修業場

「正中山法華経寺」に行ってまいりました。
法華経寺は、日蓮宗の荒行の修業場であり、日本三大荒行の一つと言われています。
この厳しい修行を積んだ「大黒相承」の方による加持祈祷を受けました。
お経の声が心の奥深くまで響く中、不思議と特別な感情が込み上げてきました。

その後、日蓮大聖人を祀る「祖師堂」を見学させていただきました。
堂内には、静かにたたずむ日蓮聖人の仏像が安置されており、
その表情には何とも言えぬ慈愛が感じられました。
案内してくださった方から、綿帽子にまつわるお話や、金丸を上手に鳴らす方法などを教えていただきました。
実際に金丸を鳴らしてみましたが、思った以上に重かったです
「祖師堂」は、屋根を二つ並べたような比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)で、
国の重要文化財に指定されています。

帰り際に聖教殿に立ち寄り、瑞門も拝見しました。
ここから先が修行の場、まさに結界です。隣からは荒行(水行)の声が響いていました。
冷たい水を浴びながら厳しい修行に耐えている僧侶の方々の姿が目に浮かび、
自然と敬意の念が込み上げてきます。
「信念」とは、これほどまでに強靭なものなのだと!
心の中で、手を合わせました。

今日は寒くなる予報でしたが、思ったほど寒さを感じることはなく、
むしろ心が清々しく満たされていました。

いつか皆様とご一緒に訪れることができたら嬉しいと思いながら。。
帰路につきました。

黄梅・静岡水晶

1月25日、スマホ・パソコン教室 KUREBA 様にて新春鑑定会を開催させていただきました。
ご参加いただいた皆さまには、心より感謝申し上げます。
今後も定期的に開催を予定しておりますので、ぜひご検討ください。

1月が過ぎ、立春を迎えました。
この時期に咲く花「黄梅」は、梅の仲間ではなくモクセイ科の植物です。
黄色い花が梅に似ていることからこの名がつけられ、
新春を迎えるように咲くことから「迎春花」とも呼ばれています。
花の少ないこの季節に、鮮やかな彩りを添えてくれますね。

さて、本日は KAIUN ブレスレットに使用している石
「静岡水晶」についてお話しします。
守護神カラーでいうと「辛」を表す色にあたり、北投石やアラゴナイトなどと同じく、
独特の美しさを持っています。この色味には本当に魅了されます。

静岡はかつてマグマ活動が活発だったため、
高温高圧の環境で良質な石英が生成されました。
そのため、静岡水晶は結晶の形がはっきりしており、美しい白濁したミルキーな色合いが特徴です。

水晶は「水精」とも呼ばれ、
「水精」は月を象徴します。まるで月の女神のようですね。

水晶の原石は六角柱状で先が尖った形をしており、「6」には愛、美、癒し、家族といった意味があります。
まさに美と調和を大切にする、月の女神のような存在ですね。

前回の鑑定会では、石に関するご質問を多くいただきましたので、
この場を借りて少しご説明させていただきました。

守護神カラーは、自分を助け、発展させてくれる色です。
常に身に付けているといいですね。
?鑑定の際にもお伝えしていますので、ご興味のある方はぜひお尋ねください。

暦のお話/鑑定会のお知らせ

寒の入りとともに寒さが厳しくなってきましたね。
1月7日は七草粥の日です。七草の若芽をいただき、その植物が持つエネルギーを体に取り入れながら無病息災を祈ります。
秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」にも芹を使いますが、
芹が鍋の味を引き立ててくれます。芹の根も美味しいです!!

また、1月7日は「爪切りの日」。新年を迎えて初めて爪を切る日を「七草爪」といい、七草を浸した水やゆで汁に爪をつけて柔らかくしてから切ると、
1年間病気にかからないと言われています。

さて、本日は「暦」についてお話しします。
占いと暦は非常に深い関係性を持っています。
星を、神の意志を知るためのオーメン(兆し)と見なす ごく初歩的な形の占いが、
起源とも言われています。

暦の基盤となっているのは天文学です。
日本では月の満ち欠けに基づいた太陰太陽暦が使用されてきました。
暦が正式に採用されたのは692年、中国から伝来したものです。
その後、何度か改暦が行われ、明治時代に太陽暦、いわゆるグレゴリオ暦へと改暦されました。

【五大惑星と五行】
太陽  水星  金星  地球  火星  木星  土星

太陽系では、太陽と地球を除く5つの惑星――水星、金星、火星、木星、土星――が「五大惑星」と呼ばれます。この五大惑星は、五行思想(木、火、土、金、水)と結びつき、物を成り立たせる基本要素とされます。
五大惑星は約60年ごとにほぼ一直線に並ぶと言われています。

【干支(十干と地支)と暦】
暦には、
天の気(無形)を表す【十干】(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)と、
地の気(有形)を表す【地支】(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)
の組み合わせが使われています。
例えば、甲子、乙丑、丙寅、丁卯……癸亥というように、
60通りの組み合わせが存在します。
そして、60年を経ると天干と地支の組み合わせは元に戻ります。
このため、60歳を迎える年を「還暦」と呼びます。

【干支九星と暦】
天干と地支の中間に生じたのが、「九星」で人・動植物の生き物です。
動くことで様々な事象が出てきます。
九星は、【一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星】の9つの星を指し、
さらに、天王星、海王星、冥王星(準惑星)の概念も取り入れ、干支・九星を合わせた組合せは180年周期で循環します。

今年は「二黒土星 乙巳」の年です。
180年に一度しか巡ってこないこの瞬間を、大切に過ごしていきたいと思います。
開運を目指しましょう!!

【鑑定会のお知らせ】
テーマ:「2025年の運気は?」2025年の運気を詳しく解説し、開運メソッドをお伝えします。
お問い合わせも受け付けております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

新年明けましておめでとうございます


新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

本年は『乙巳』の年です。

「乙」は自然界では草花を表し、
その象形は草木が曲がりくねって芽生えるさまを示しています。

草花は薬草にも毒にもなり、
柔軟でしなやかである一方、しぶとさも兼ね備えています。

今年は物事を多角的に捉え、考える力を育み、常識や固定観念にとらわれることなく、
複眼的な視点を持ちながら成長できる一年となるでしょう。

「巳」は「蛇が春になって再び活動を始める」という意味を持ち、
脱皮を繰り返しながら大きくなることから、
成長・変化・再生の象徴とされています。

また、「火」の性質に分類され、季節では初夏を指します。

さらに、七福神の弁財天の使いとも言われており、経済の発展や盛り上がりが期待されます。

株式市場には十二支と結びついた興味深い格言があります。
「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まり、
子は繁盛、丑つまづき、寅千里を走り、卯跳ねる」
まさに十二支にまつわる市場の動向を端的に表した言葉で、興味深いですね。

草花が咲き誇る夏の庭園のように、美しく華やかな一年となりますよう、お祈り申し上げます。